アウトプット支援研修会

おはようございます、sumaです。



僕は以前から、地域でのセラピスト間の繋がりを強くしたいと思っていました。


でも、施設ごとにcolorが全然違くて、同じ考えを持つ人もいれば、反対の意見を持つ人も多かった。


だから、外部の施設に力を注ぐことに対して、自分の無力さを感じ、時期尚早と判断してきた。


2年前の今頃、僕は初めて学会発表という舞台に立った。OTとして7年目で、みんなよりも遅いスタートだった。


みんなの7年間に追いつくには、場数が必要だと思った。
症例報告やら研究報告がたくさんできるように、日々、計画を立て、調査や評価をし、データベース化を図った。

そしてこの2年間で、14件発表した。


年間二件の学会発表と考えれば、7年間分に相当する。


このたった2年だけど、僕は今までにないくらい成長と自信を感じた。


そして同時に、先人達の歩く道が見えてきた。


そんな時、先日行われた第4回COT学会の「特別企画connect」で、
勉強会を立ち上げてきたみんなの報告を聞いた。


「時期がきた」と思った。


僕が提案するのは「アウトプット支援研修」




臨床家にとって論文や研究は敷居が高い。

それはできる人がやればいい。


でも、自分たちの事例報告や臨床の在り方には、自信を持ちたい。


そんな方々を支援したくて、この研修を開きます。



内容は、講義形式で学会発表に必要な知識や考え方を伝達します。


正解を示すのではなくて、正解に近づくためのhow-toを。


自分がやってきた臨床をbetterにするために。


発表の目的やデザインの組み方まで、僕が考えてきたプロセスを教えます。


県内のセラピスト(特にOT)は発表経験も少なくて、

県民性からか目立つのを避け、

aggressiveな人たちを憧れという名の別世界の人間に仕立て上げています。

要は、自分らができないことを正当化するために、得体の知らないフレームワークにあてはめて、

能力ではなく環境のせいにして、自分のことを棚にあげる。


でも、学生や後輩たちは馬鹿じゃないから、常に自分と先輩方を比較し、足りないものを探して、研鑽しようとしています。

先輩方は、危機感を持ってほしい。(自戒)


そして後輩や学生たちは、先輩を超えるつもりで研鑽してほしい。


アウトプット支援研修は、そのキッカケ作り。


そして、この会に参加いただいた方々は、Google classroomを用いたアウトプット支援研修チームに参加できるようになります。


Google classroomは、web上の教室みたいなものです。


1人職場の方や、勉強したいけど仲間がいないという方に、


でも時間も金もないし、頻繁に研修に出ることが難しい方に、


いつでもどこでも、気軽に質問できる教室を作りました。



僕たちの地域で、できることから始めたいと思います。


まずは県士会の発表ができるように。



suma's  occupation

suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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