相対化するって大事

こんばんは、sumaです。


あなたは自分の意見が最も正しいと思いますか?


もしも、意見が最も正しいと思うなら、それは相対化した方がいいです。


相対化とは、ここでは考えをフラットにする、という意味です。


意見というのは、 賛成があれば反対もあるもので。


正しいと思う意見も、状況や背景、目標が異なる場合には正しいとは言えない場合があります。


そんな時、自分の意見が正しいということが真理だと確信してしまうと恐ろしい事態が起こります。


これは、ヒーロー戦隊ものにて表現されている、善と悪の構図です。


相手が悪者だからって、何をしてもいいってことはありません。


つまり極論になりすぎると、善でも悪でもあぶねーよってことです。


そうならないために、相対化が重要なんです。



まず、自分の意見とは、必ず反対の意見が存在するってことを知っときましょう。


そして、相手にも必ず正義があるってことを覚えておきましょう。


例えば、
急性期では、機能訓練が重要だという意見があります。


極論を言えば、「急性期では機能訓練をしていれば良い」となりますが、これは少し違いますよね。


反対意見としては、急性期でも、作業に基づいた実践が重要だということですが、


これも極論で、「急性期では作業に基づいた実践をしていれば良い」となりますが、これも違います。


極論というのは、大抵の場合は間違いに発展します。


要はバランスでしょ?


まあ、そういうことです。



ただ、多職種連携を進める時、極論を持って臨むとうまくいくことはありません。


ただ、メッセージを伝えたい時、極論に近いことを持って行きますよね。


でもきっと、相手は反対意見も出してくるでしょう。


そんな時です。


自分の意見を相対化しておくと、柔軟に対応しやすくなります。


つまり相対化は、対話するときの準備として用いると便利です。


ってことで、相対化は大事だね。



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suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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