子どもにとって必要な支援とは
こんばんは、sumaです。
子どもにとっての利益は、良質な経験であると説きました。
良質な経験を積むための支援が必要になります。
しかし、経験の質は事後的に決定されるものです。
やってみないとわからない、というやつです。
だから、一度良質な経験を考えるのをやめてみましょう。
視点を変えてみます。
子どもにとっての不幸は何でしょうか?
すると、途端にイメージが湧いてきました。
不幸に繋がる経験は、分かりやすい。
例えばネグレクト、虐待などですね。
あとは夫婦関係も影響しますよね。
もちろん、家庭だけでなく、学校でのイジメもそうです。
ただし、これらはストレッサーとして悪影響を及ぼすものですが、
子ども自身にもストレスに強いものと弱いものがいます。
または、サポート体制として親戚や友人など子どもを守ってくれる存在もあるでしょう。
つまり、経験の捉え方について考えると、
ストレスになる出来事(ストレッサー)が起きた時に、
子ども自身がどのように感じたか(ストレス耐性)
周りからのサポートがあったか(緩和要因)
によって、経験の質(ストレス反応)が左右されると考えられます。
そうすると、子どもに対する支援について考えやすくなります。
子どもに対してストレス調査をすることで、必要な支援が見えてくると思います。
特に、家庭内での人間関係で問題が起きることが多いです。
アイディアの1つは、子どもに対して作業機能障害を捉えることが有用かもしれません。
もう1つは、親と子どもの考え方のギャップ(作業周縁化)を問題とした時、ACEなどによって捉えられるかもしれません。
さらには、家庭内を1つのチームとするならば、信念対立を評価することが有用になるかもしれません。
母子の健康問題を考えている方は、是非ともこのような視点で子どもの支援を考えていただけたらと思います。
それでは。
suma's occupation
0コメント