説明、してますか?

こんばんは、sumaです。



4月が始まり、桜も咲くような咲かないような季節になりました。


MMSEで今の季節はと聞いたとき、さすがに冬は間違いと判定する気候です。


さて、話は変わります。


みなさんもよく聞く、「リハビリ」という用語。


これ、何となくイメージできて、使いやすい便利用語ですよね。



でも、一方で、同じ「リハビリ」と言っても全然違うイメージになってることが多々あります。


はあーっとため息が出るほど、ほんと多い。



これに関して、なぜか?とか、理由を考えることに意味は感じないので、省略します。


リハビリという用語が広まってきたのは、この多義性にあるので、別に用語自体が悪いとは思ってません。



ただ、リハビリの説明を受けた経験の有無やその質に、個人差があることは間違いないと思います。



そう。リハビリについて説明を受けた経験です。



たとえば、テレビでリハビリのことが紹介されて、平行棒を歩いている映像が流れていれば、リハビリは身体を治す訓練のことだ、と受け止めるでしょう。


これも1つの経験です。



なので、目の前のクライエントが考えてるリハビリと、自分が考えるリハビリが違うと感じたら、


本人のリハビリについての認識を聞き、自分のリハビリについての説明を行い、共有しましょう。


これが出来ないと、クライエントだけでなく、看護師や医師など様々な人たちと軋轢を生むことになるでしょう。


一方向性に伝えるのであれば文書でもいいですが、媒体を介するので、伝達率は低下しますし、そもそも読んでくれないリスクもあります。


なので、院内研修会などが有効な手段の1つかもしれません。



リハビリってなんだ?という問いには、簡潔に答えられるようにしましょう。


そして、もしギャップが生じているならば、それは今までに経験した説明に差があると考え、


共有できる良質な経験を作ることが有効な手段であると思います。



リハビリって、なんでしょうね。



suma's  occupation






suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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