7割課題

こんにちわ、sumaです。



ゴールデンウィークも終わりですね。



明日から仕事かあ、と嘆く人も多いでしょう。


僕もその1人ですが、でも半分は楽しみもあります。





マズローの欲求段階はご存知かと思いますが、



こうした連休は家族との時間を過ごすことが多いと思います。


これは社会的欲求の階層に当たります。



ただ、尊敬欲求や自己実現欲求は、家庭だけで満たされるものではありません。


特に、近しい人から褒められ続けても、それは一種の慰めに感じてしまうのです。(僕個人の意見)



そんな僕にとっては、「他者に褒められる」体験や「難しいことをやり遂げる」経験が必要になります。



それが、仕事にはあります。



作業療法士という仕事は、クライエントのために試行錯誤し、クライエントの健康を僕らは責任を持って支えなければなりません。



また、仕事には臨床、研究、教育の3本柱があり、それぞれが同等に重要です。



そのいずれにも、僕らは挑戦を求められています。



何か出来るようになったら、一人前。



なんて分かりやすいゴールはありません。


何かできたら、次はこれ。これができたら、次は、、、



というように目標は変化します。




学習理論によれば、難し過ぎればやる気を失い、簡単過ぎればつまらなくなると言われています。


適切な課題難易度は、7割課題と言われています。



10回の試行で7回成功する程度の難易度。


あるいは7割の力で達成できる難易度です。



皆さんのお仕事はいかがでしょうか?



決して楽な仕事はありませんし、忙しくないわけはありません。



しかし、自分の能力を7割使う仕事はどれくらいあるでしょう?



難し過ぎれば、やる気を失います。



簡単過ぎれば、つまらなくなります。



楽しく仕事を続けるには、適度な難易度の課題に挑戦してはいかがでしょうか?




suma's  occupation

suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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