作業療法の世界は、施設で決まる
こんばんは、sumaです。
作業療法には、発祥当初から設計図があったそうです。
プラモデルを作るには設計図が必要なのと一緒。
設計図なしには、頭が欠けたり、腕が逆になったり、
うまく組み立てられません。
この設計図は、もともと、あったんです。
それはパラダイムで変化してきたわけではなくて、
設計図を見失ったまま、作業療法を語られてきたから、混乱の中でパラダイムが変化してきたんだと思います。
そして今、設計図を取り戻した。
設計図なしに、試行錯誤を繰り返してパラダイムを経た今、
設計図に近い作業療法が実現できるようになってきた。
でも、それは日本全国が、ではない。
設計図を知り、理解し、実践できているのは一部だと思う。
なぜなら、僕らの作業療法の世界は、施設の中にあるからだ。
入職すれば、先輩がいて、他職種がいて、医師がいる。
僕らの仕事の多くは、他者の期待によって決まることがある。
そして、先輩方も多くの期待と葛藤し、自分たちが行う作業療法の形を考えてきた。
それが後輩に伝えられるのだ。
でも、気づいて欲しい。
これは外界の情報を絶った場合だ。
作業療法には、真の設計図がある。
他者に期待されることだけが、作業療法ではないはずだ。
僕らは作業の知識と活用技術を身につけた専門家だ。
他者に、この正しい設計図を伝えられることは、作業療法士にとって重要な課題だ。
情報社会である今、
施設が鎖国状態になることはあまりオススメしない。
作業療法の設計図。
僕らはそれを学ぶ旅に出よう。
suma's occupation
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