三権分立はじめました

こんにちは、sumaです。


今日は組織の悩みについて、話します。


うちの職場は、OT3人というギリギリでやってます。


なので、大それたマネジメントとか教育がどうこう、って話はほとんどできません。


完全に個別で教育、学習していくので。


僕は2年前から役職に就いてしまい、ほとんどの権利が僕に集中しました。


例えば、単位の管理だったり、研究のアドバイスだったり、教育方針だったりと。


臨床ではトップダウンといえば聴こえがいいのですが、組織でのトップダウンは、僕はあまり好きじゃありません。


日頃から、なんだかなー、と悶々としていました。


かといって、役職者なので、職務を放棄するわけにもいかない。


そんなこんなで、悩んでいたわけです。


そんな時、政治ニュースを見て、思ったんです。


国会と内閣、司法のトライアングルはそれぞれに権利を持っていて、三すくみの構図になってるんだなぁと。


うん、三権分立のことです。


でも、組織はそうではなく、ピラミッド式。


ここら辺を変えたらどうか?と思いました。


うちは大学病院なので、臨床、教育、研究の3つの柱があります。


要は、それぞれを取りまとめる権利を、役職者1人ではなく、みんなに分けてしまうということです。


僕が11年目で役職者兼研究係。


8年目OTが、教育係。


3年目OTが、臨床係。


といった形に権利を分けてみました。


なので、臨床に関することは、臨床係がきちんと調べ、最新の治療法やエビデンスを情報提供する。

教育係は、部内の勉強会、院内勉強会を取りまとめたり、臨床教育の方法について情報提供する。


研究係は、研究デザイン、統計、レビューについてアドバイスし、最新の知見をもとに情報提供する。



こんな形で、僕だけでなく、3人のレンズを通して、より豊かな作業療法を提供できるようマネジメントしていきたいなと思います。


うちは数を増やすのではなく、さらに質を高めていこうと決めた今日この頃でした。



suma's  occupation



suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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