なぜ仕事をするのか?

こんにちわ、sumaです。


私は、作業療法士という資格をとり、一般病院で働いています。


仕事をする理由なんて、簡単に言えば生活をするためじゃないですか。


生活をするために、お金が必要ですし、自治体の中で生活していくには信頼が必要です。


私の一部として、作業療法士という職と医療機関で働いているという側面があり、人に自分を伝えるときに欠かせない情報でもあります。


でもそれは、私を手っ取り早く説明するときに有用ということです。


仕事をしない人からすると、組織に雇われている存在で、一人の存在価値として見出せなかったり、操り人形みたいでかっこ悪いかもしれません。


私も昔、自営業の親から「籠の中の鳥と、籠の外の鳥のどっちになりたいんだ」と聞かれたことがあります。


僕の答えは、籠の中の鳥でした。


なぜかというと、籠の容積を広げまくれば、十分に自由を感じられますし、安全性も確保されています。


逆に籠の外のように、自分で全て準備しなければいけない、という状況でもありません。


籠の中の方が、ルールが定められている分、自分がやりたいことに集中できるという点から選択しました。


まあ、自分の力で生きることに自信がなかったというのも本音です。


ですから、私にとって仕事とは、籠の中で生活と自由を広げるための一つの武器です。


籠の中とはいえ、武器を持たずに歩くのは危ないんですよ。


あ、もし専業主婦の方々がいらっしゃったら、専業主婦の武器は夫の仕事でもありますからご心配なく。


ちなみに、冒頭から夢が無いことを書きましたが、僕のアイデンティティは人を応援することでして、人が元気になるところをみると自分も元気になります。


作業療法士は、障害を持つ方、病気を患った方、精神的に疲れて方をサポート・支援する仕事で、まさしく「人を応援する」仕事なのです。


つまり、僕は仕事とアイデンティティの両立をかなえることができました。


なぜ仕事をするのか、


私は、自分が生活する為に仕事をしています。


しかもその仕事は、自分のアイデンティティを満足させてくれます。


自分が社会や組織の中で、どのように役に立つ人間かを見定めることが出来ます。


それでは、お疲れ様でした。


Suma’s Occupation

suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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