作業療法を始める方々に その2

こんにちわ、sumaです。

作業療法を始める方々に、私がぶつかった壁の2つ目をご紹介します。

1つ目は作業療法の説明についてでした。

その2つ目は、多職種連携です。


病院、施設、事業所など場所に限らず、OTだけで組織されていることはまずあり得ません。


看護師、医師、PTなど様々な職種と連携を図らないと、クライエントとの協業が困難であることも事実です。


この2つ目の壁を乗り越えることが、自分のやりたいことを目指すために不可欠です。


作業療法の説明をクライエントにうまくできたとしましょう。


しかし、PTや看護師、医師は同じ説明で納得してくれるでしょうか。


難しいです。


なぜなら、みんなが持ってるOTの認識が違うから。


OTはADLするひと。


OTは手作業をするひと。


OTは上肢をみるひと。


そんな、勝手なイメージがそれぞれにあります。


なので、OTがOTらしくクライエントに説明をし、OTをしている時。


自分のことを第三者的にみたらどうみえるか?を考えてみましょう。


よく出るのは、「遊んでる」「手しかみないの?」「時間もったいなくない?」みたいなことです笑


このようなコメントがあれば、立派にOTに対する認識が違っています。


ここまで来れば、鈍感でも気づきますね。


ま、OTの認識が違うのは別に他職種だけじゃなく、OT間でもありますから。


じゃあ、認識が違ったら、どうすればいいのか。


少し厳しく言いますが、
認識が違うからって、OTやめんなよ。


これはOTのありきたりな問題ですし、むしろOT業務の1つみたいなもんです。



認識が違うのは、単純にOTに対する知識が異なり、OTのもつ目的を知らず、OTが扱う手段の意味を知らないからです。


知識、目的、手段。



これの差を埋めることが重要です。


手段が問題であれば、双方のメリットデメリットを提示することです。

また、段階づけの一部分として、余暇的な活動を入れることもあるでしょう。
手順の1つであることを説明する必要があります。


目的が異なる場合は、おそらく本人の考え、意志を知らなければならないです。


この人が何をしたいのか、ということが共有できることを目指すのです。



そして、知識の共有。


これが割と難しいので、これは後日。


伝えたいのは、多職種連携大事だよってこと。


OTの役割や意義は、僕らが説明しなければならない。


周りに望まれてないからとか、周りばっかり伺って、OTの存在意義をあやふやにしたり、OTの役割を他職種任せにするのはいかがなもんかと思う。


だからこそ、多職種とのOTの認識を共有しよう。


OTが素晴らしいものであることを、みんなで広めようじゃないか。



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suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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