急性期のOBPについて3
こんばんは、sumaです。
急性期のOBPについて書いていきます。
前回の内容は下のリンクから。
さて、ある事例に対するOBPについてです。
AMIでカテ後、2週間でのOT処方。
気管挿管からCPAPになり、ベッド上から端座位まで活動が拡大した段階です。
そこに以下の情報を補足しました。
年齢が50代、女性、夫と二人暮らしで二階建てに住んでいる。
仕事は保険の営業。
趣味は家でお茶を入れて飲むこと、社交ダンスに通うこと。
んで、トップダウンでお茶入れたり、社交ダンスに取り組むことが果たしてOBPでしょうか。
OTだから、上肢の訓練をしますか?
じゃあ、PTと同じで端座位の練習?
あれもどれも、ダメなんかい笑笑
そんなツッコミに耐えつつ、僕が伝えたいことは一つです。
OBP occupation based practice
occupationは、単なる作業活動じゃないよね?
誰にとってのoccupationですか?
クライエントですよね。
クライエントを取り巻く状況と
本人の意志が作業に結び付けられない原因を考えなきゃいけないと思うのです。
なぜなら、what(何をするか)が先行すると目標や目的がなくアプローチすることになります。
だから、why(なぜ行うのか)が重要です。
そして、そのwhyはだれが考えるのか?
ここから、OBPが始まるのだと思うのです。
今日はここまで。
答えは下の画像です。
それでは。
suma's occupation
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