続、作業のABC

こんばんは、sumaです。


さて、作業が大切なのは、もう耳にタコができるほど聞き飽きましたね!


では、作業をどのような形で提供し、クライエントがどうなったらいいのか?


臨床で実践するためには、
これがイメージできないと難しいと思います。


 それをイメージするには、まずは理想とされる生活像をより具体的に立ててみることです。


しかも、1年後の。


そんな先のこと分かるわけ、、、


って考えた方。


よく考えてください。


ここで考えるのは正確な予後予測ではなくて、希望的観測も含めた、最高のイメージをすることです。


何もかもうまくいったとしたら、1年後に何ができているか。


例えば、
脳卒中急性期の方がゴルフがしたいと仰られた時に、あなたはセラピストとしてどのように答えるでしょうか?


A  できるようになるといいですね、頑張りましょう
B  今は難しいので、今はまず身体のことを考えましょう
C  ゴルフですね、今度やってみましょうか



三択のうち、どれが近いでしょうかね。



この他にも答え方はたくさんあると思います。


大切なのは、
答えてる時に、セラピスト自身が本当にできると思っているかどうかです。


1年後にゴルフをしている姿が、本当にありますか?


それができるかどうかで、目の前のクライエントの人生は変わります。





僕たちに必要なのは想像力と、それをやり抜く力です。


それでは。


suma's  occupation














suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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