作業に悩む作業療法士へ
こんばんは、sumaです。
新人でもベテランでも、作業に悩むことは、OTにとっての登竜門みたいなものです。
僕は5〜6年くらいは作業に悩み続けました。
1年目の終わりに、作業療法士ってなんだ!?って気になり始めて、
作業ってなんだろう?っていう書籍(作業科学の本でした)を読んだけど、
いまいたピンと来ず、OTらしさは分かるけど、なんだかぼやーっとした感覚を覚えてます。
今は作業科学を読み返すと、すっごく役立つ内容が書いてあるので、昔は理解力が足らなかっただけだなーと思いますが笑
でも、OTの役割は、やはりボヤッとしていました。
回復期やデイケアをやったとき、ADLや作業の重要性は感じましたが、結局はPTが行っている歩行練習や運動療法の方が効果的で魅力を感じていたことがありました。
でも、OT はADLやりなよって言われて、なんだか歯がゆい思いをしたことも覚えてます。
んで、湘南OTに参加して、人間作業モデルや作業科学、カナダ作業遂行モデルなど様々なOT理論を実践している人たちを見て、
「これこれ!こーゆーのがやりたかったんだ!」
と真似をして見ました。
でも、思ったよりむずかしくて、面接ひとつとっても中々ニーズを聞き出せず、まとまらず、、、
そんな時、出会ったのはOBP2.0です。
モヤモヤしてた霧をズバッと切り裂いてくれる感覚でした。
OTは作業遂行をみるべきだ、とよく聞きますが、遂行を見ていると何が問題で何が利点かがごっちゃになって曖昧になっちゃうんです。
それは単に分析能力が不足しているんですが。
でも、作業機能障害の種類と評価を知った時は、おったまげましたよ。
作業療法士が見るべきは、この作業機能障害だと強く思いました。
その理由は、、、
また後で。
suma's occupation
0コメント