学問はフェアなフィールド

こんばんは、sumaです。


作業療法士は、クライエントの生活を適切な状態に再構築し、

それらが住む地域の課題を様々な視点で捉えることに長けています。


この点で、OTは地域活性化に役立つでしょう。


しかし、OTの分布は地域差、都道府県の格差もあり、集まるところには集まるけど、集まらないとこは集まらない。
以下は都道府県別のOTランキングです。


なぜかなあ?と思う反面で、当たり前と思う自分もいます。



だって、全国でも活躍してるところや良い先生がいるところは魅力的ですもん。


それ以外の人は、実家が近いとか、の理由であることが多い。


でも、OTとしての知識、技術、そして臨床力に興味がないわけじゃないし、全国で劣ってるとも思ってない(考えられる限りはやってるという意味)


まあ、どこの県でも、1つの病院にはいれば、そこの病院が自分の能力を決定づけると思います。


つまり、地域の魅力度レベルを決めるのは、すげーレベルの高い病院または施設があるかってこと。


そして、それを感じるのは県レベルのOT学会です。


質疑応答の多さや、発表数の多さ。
もちろん、発表の質の高さもあります。

切磋琢磨している感じがあると、県レベルも面白くなりますよね。


でも、現実は病院とかと同じ。

やる人とやらない人がいて、

発表の質疑応答ではないところで、
やらない人がやる人を誹謗中傷する構図。

そんな学会はいやでしょう?


あるいは、やる人をみて、「あそこはすごいわねー。うちらとは違うわねー。」と勝手に距離を置いてしまう人。


そんなんが多いんですよ。


僕はまず、病院の縮図みたいな学会から変えたいなーと思います。



学会では、学術的な意見交換を自由に行うことが権利として与えられています。


だからジャンジャン質問しましょ。



発表もしましょ。



臨床経験では上下関係があるかもしれませんけど、



研究と学問の場では、フラットな知識同士のぶつかり合いですから。



カネとか権力じゃない、フェアなフィールドに立ってみませんか?



suma's  occupation





suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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