他職種の見学への対応

こんばんは、sumaです。


今日は何気なーい日常で、思ったこと書きます。



今日は、PTの学生さんが2時間だけOTの見学に来ました。



うちはOT3人。



なので、必然的にみんなで対応になるのです。


んで、僕が対応してしまうと、OTのことをあらかた話さなければいけなくなり、下の子達がOTのことについて説明する機会を奪ってしまうので、

まず、下の子達にOTの説明を譲ります。


すると、相手の教育背景や理解度を読み取りながら、OTの対象や考え方について頑張って説明しています。


足りないところはありますが、間違ってはいないので放置です。


次に介入場面を通して、上肢や手の見方を説明しています。


これも、間違ってはいないので放置です。


んで、最後の10分だけ時間が余り、ちょうど僕のクライエントがいらしてたので、対応することに。


うん、10分じゃOTのことを話すのは無理。


だからと言って、クライエントを知らないのにクライエントの概要を話すだけじゃ学びにならない。


そこで、僕が考えたのは、


クライエントに発症当時から今までの経験を語ってもらうこと。


とは言っても、合いの手を入れながら、2分くらい。


クライエントが転倒し、顔面を殴打し、娘に発見されて入院に至るまでの経緯。

そして、腫れ上がった顔。

周りからの心配そうな視線と1人で動くことを許されない見えない壁。


そして、シルバーカーと一緒に勝ち取った信頼とトイレまでの道のり。


介入は単純だけど、クライエントが抱える問題を解きほぐすのは複雑で、


そしてこれからの在宅に向けた準備のために、良質な経験が必要であること。


OTは、生活動作や運動じゃなくて、生活を形作る行為のすべてを支えていることを強調して伝えました。


今回の学生は優秀そうだったので、10分でも理解が進んだんじゃないかなと思います。


そして、クライエントの生活がうまくいかなかったら、OTに相談できればいいんじゃないかな。


何が言いたいかとゆーと、


OTの説明はクライエントを通して話した方が理解が早そうだということです笑



では。



suma's  occupation




suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

日々積み重なる作業、そして繰り返される日常 その作業-Occupation-にどんな意味があるのか、僕達に何をもたらすのか 僕は作業療法士のsuma 僕が考える作業-Occupation-について、書き綴ります

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